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雨の練習 [OL]

トレキャン二日目は生憎の空模様。

まずブルノへスプリントの練習。ブルノはチェコ第二の都市であり、街の中心エリアがまさにマップ内。梅田でオリエンテーリングやるようなものか・・・。小雨振る中、謎の東洋人が地図を片手に走っているってかなり変・・。コースは日本で組んだものなので、実際どんな場所か行ってみないと分からない。なので、オープンカフェの中に(仮想)コントロールやら、道が工事中で通行止めやら、トラムを横切ったりやら・・。最も驚きは、通行可能な屋根つきの通路の表記がショッピングセンターであった。躊躇いつつも中へ入る。(仮想)コントロールを確認する。入ったところは2階で、出口は1階の為、エスカレーターで下る・・。初体験!!さすがに走るのはまずかろうと、それとなく一般買い物客を装い(きれてないが)、歩いて脱出する。などなどなかなか衝撃的であった。

その後、着替えて少々ブルノ観光をして、街の定食屋でご飯を食べ、次の森へ移動する。途中からかなり雨が激しくなり嵐状態になる。しかしぱっぱとやってしまおうと、果敢に森へ。設置をお願いしてあったが、なんか紙ペラコントロールだったり、設置してなかったり、植生表記が謎だったり、と一部困難な箇所があった。走り終えると雨もやんだ。しかしずぶ濡れですよ・・。

本日の晩御飯は宿でごはん。焼いたソーセージとビールでご馳走です。500mの瓶ビールが100円しなかったり!そういえば移動途中、ピルスナーウィルケルのトラックにものすごい勢いで追い抜かれた。もし中にビール積んでたら、爆発ですね。

宿に長さ7,8センチはある、コゲ茶色の巨大ナメクジがうようよいた。ひぃぃ~

急遽レースと大国チャイナ [OL]

昨日あまりに早く寝すぎたので6時半には起きる。といっても11時間も寝てるな・・。
トレキャン計画は流動的で、今日はどうしようかとしてる時、知ってるオーガナイザーを宿の外で発見し、コントクトしてみると今日は近くでレースがあるらしい。即効行くことにして、聞いた場所を覚えて出発。街の名前しか聞かなかったが、街に行ったら道の分岐にフラッグが下がっており、フラッグ誘導で無事会場へ到着。この辺の適当さはオリエンテリア世界共通か・・。
エントリーもさっき連絡してくれてたようで、スムーズ。すばらしい。エリートクラスは中国、オーストラリア、ウクライナ、ポーランドなど他国チームも参加していた。半年振りのチェコの森は、あぁ、そうそうこんな感じ、コントロールもCの中のオープンや、平らな森の中の点状特徴物にあったりとフムフムと思い出す感じでやってみた。
ところで中国チームは2ヶ月前からチーム全体でずっとトレキャンしているらしい!!!自費じゃなく国費で。・・まったくもって、国力の差を感じた。そしてその成果あって、みんな良く対応して速い。残念ながら今の日本にはそんな財力も組織力もない。そんだけの期間を捻出できる選手も全員なんて有り得ない。今後数年は中国はもっと確実に強くなるはず。その差を嘆くのではなく、アジア圏同士お互い切磋琢磨できりゃよいが・・・。

駒ヶ根2日間 [OL]

週末は駒ヶ根2日間合宿、、というか大会。
調布インターから高速に乗って早々、目の前の車が突如ぎぎぎーとうなり煙を吐き、ドリフトした。
ぎゃっと思ったが、予想外の事に反応が鈍く、意外と乗組員みな冷静。加速してなかったのと、車間がひろくあったのが幸いで、何事も無く通過。ドリフト車も平然と元通り走っていたし・・。事故は予想外だし、運とかも介在するのかと思うと、神頼み的側面を感じた。
午前中はダウンヒルのサーキットを2本やった。ただやるのもつまらんので、スタート前に全てメモリーし、地図を見ずにやってみる。無駄なマップコンタクトを減らし、大まかかつスピーディにいく練習。なかなか行ける感じ。普段のレースでやるのはちょっとリスキーだが、こういう練習のときは積極的に行い、最終的には慣れてぱっぱっ行きたい所存。
午後は移動して、スプリント。藪、岩、ロング道走りなコース。コントロール付近の動きはまずまずよくできた。
走り終えて周囲の人がソフトクリームを食べていたのを見て、食べてみる。うまいですね。気付くと知り合い殆どの人が食べていた。ところで、地ビールやさんのビールがなんとどういうわけだか、半額セールをやっていた!!前回来た時に2000円お食事券を当てたのだが、もう来ないだろと捨てちゃったよ。。しかも車の関係で飲むのを泣く泣く見送る。ぐぅ・・無念じゃ。
夜はミーティングなど。もうひと月もしないうちにWOCが始まる。。早いものです。
翌日はロング。うっかり足首サポーターを忘れてきたので、あまり勢い良く走れない。サポーター、見た目は足枷のようではあるが、怪我した身には心強い筋である。レース内容はどうにもまっすぐに進めず、謎なルート取りをしたりと冴えませんでした。まぁ、足首捻らなかったのでよかった。今怪我したら、アウトですから。
Kぐれは順位ついた中で最下位だった・・。最近仕事がてんやわんやとの事で先週は運動2週間ぶりで赤城28キロ、今週は運動1週間ぶりでロング12キロと、かなり乱暴強行な感じ。お疲れさん、まぁ、ガンバレ。そんなこんなで帰路へ。
夜行った近所のお好み焼き屋さんに、山の写真がいっぱい飾ってあったので店主に聞いたら、登山暦55年だとか。おぉ、大先輩。

取材と表参道 [OL]

JOAのプレスリリース効果で、栃木の地方紙、下野新聞社から取材依頼がやってきた。
今日お昼休みを利用し、代々木公園でインタビューと簡単な撮影をしてきた。
記者さんは同郷出身、年は1つ上、弟と同じ高校、同じ部活とかでとてもローカルに身近な感じであった。
一通りオリエンテーリングとは、自分のこと、現状など話す。
栃木は日光や矢板もあるし、少しでもOL認知度が上がれば良いなぁ。地方紙とはいえ、小さい頃は世の中に新聞は下野新聞しかないと思っていたからね・・・。
何事も無ければ、16日(月)の栃木出身者の活躍あれこれみたいな特集(何とカラーらしい!)に掲載予定だそうだ。
ひととおり終了したところで記者さんに電話が。さすが忙しいですね、と思いきや、「・・・地元の母が、毎朝バナナを食べなさい、だって・・。」と。えぇっ何で?!今、その情報を?!おもいっきりTVネタかと思われるが、瞬時に息子に伝えるあたり、さすがジャーナリストのオカン・・恐るべし。

何で代々木公園だったかと言うと職場から近いから。
職場で着替えてジャージ姿のまま、高級ブランドショップが建ち並ぶ表参道をヌラヌラ歩く・・。ま、そんなファッションもマラソンブームの昨今、ありですかね。
私的に表参道といえば、こないだ行ったハリセンボン似の女子社員たちのいるMJ銀行やら、新しく出来ていたリラックマショップやら、バカキャラで人気のK地くんがDJやってるラジオスタジオ(いつも織田フィーに行く時に毎回遭遇する)などが見所だね。

ミドルBファイナル [OL]

ファイナルの範囲の湿地は沼や田んぼ状態でじゃぶじゃぶ渡る。昨日よりは確実に地図が読めるし、プランもたつし、対応が利く。あと1週間いれば何とか攻略できるかもね。ま、本日でラトビア走り修めでもういないですけど。
1箇所、難しくないところで3分くらいミスしてしまい、そこで後退・・。なかなかまとめられずじまいであったが、改善してきたので良し。
しかしそれにしても直進がほぼすべて右にずれた。地図の磁北線が真北だったんじゃないか(偏差角度あり)?と疑わしくなるくらい。。そもそもOマップの磁北線は何を元に引かれているのだっけ?コンパス??
あと思ったことは、マッパーはすごいということ。。湿地の中の浮島やら、微地形やら広大な範囲をよくもまぁ調査できますね。偉大だ。そしてその偉業があるから選手はミクロに走れるし、鍛錬つめるんですな。

ミドル予選 [OL]

序盤でまっすぐ進めず、右往左往。特徴のない(というか微地形すぎて判別難解)地形とよくわからん植生により、リロケートに大変時間がかかる。ミスはほぼこの序盤に集中し、その後はだんだん理解できてきて、さくさく進めるようになるも、時遅し。。でも、判ってきた。このひらめき感がまた楽しいんだよね。また、湿地を泳ぐ覚悟をしていたが、今日の湿地は水っぽさを全然感じなかった。何だか拍子抜け・・。
この手の、平らで微地形、足場フカフカのテレインはまず日本では無いので、適応がすごく難しく、いきなり来てレースっていうのはさすがに大変でござんす・・。まぁ、それは承知の上でしたが。今回の遠征の目的は国際大会のスケジュールや、予選の雰囲気や把握、場慣れ、動じない精神を得る、ということなので、テレインもチェコとは違うしレース内容に悲観はしない。あ、でもそういやそういや、スプリントのBファイナル、後半2分もミスしてたが、中間のちょっと手前まで2位、3位だったよう。Bとはいえ、悪くはないじゃないですか。


ロングBファイナル [OL]

世界大会のロングは、たとえBファイナルであっても手抜かりはなく、中途半端な心意気では完走することもなかなか厳しい。
9キロ弱のコースを、帰路のバスの出発の時間までに110分程度で帰ってこないとならない。
ゆるやかな微地形帯、目の前一面に広がる砂漠・・、湿地というより沼か川かという水源帯、、とすごい場所だった・・。
そもそも会場来る途中に、ソ連時代の遺産と思しき、廃墟となった軍事施設風建物、情報基地だったのか巨大な電波塔跡、防空壕跡が垣間見られたので、なかなかすごい場所なんだろう・・。今日オリエンテーリングで各国選手が走り回れる。。あぁ、平和でよかった。。
それで私はというと、いろいろあって途中で身の危険を感じ、完走はあきらめて引き返す。引き返したので、砂漠を往復することになり3キロくらい砂地を走り、それはそれでかなりガッツトレとなった。
他のメンバーは完走。素晴らしい。男子コースは胸まで水に浸かったらしい。小さい女子だと溺れるね。オリエン中に溺死はやだね・・。
しかし、他国の選手は実にタフというか、足も地図読みも速い。速い。神です。


ロング予選 [OL]

海岸テレイン、1:15000、コンタ2.5m。微地形極まりなく、地図が見づらいことこの上なし。
しかもモデルテレインと違い、足元がフッカフカのモッサモサで相当筋力消耗な地面と黒い沼のような湿地を切るという結構ハードな森でした。
という風にはじめまして、という森と地図だったが、今までのように爆裂もしくはオリエンテーリングになってない、もしくルートがかけないということはなく、淡々と、ミスやもたつきはあったが、まぁ、海外レースではまとまったほう。タイム的にはみるものなしだが、タイムに現れない、感覚的なものは確実に改善されている。まぁ、評価は結果だし、タイムだし順位だから、単なる自己満足になるけど。
でも何でもいいから、上達や向上があったら、それは収穫です。

スプリント [OL]

スプリント予選
何のひねりもないような街スプリント。コントロール数も多くなく、ロングレッグが多数組まれている。ということは、走力が如実に現れるコース。街の中で、特に交通規制など無く、車の通る道をよこぎったりと結構危険。
私のレース内容は、大会初戦ということもあり、体調は良い。いつもより、意気が上がらないで走れたように思う。
しかしロングレッグでは、ギアを変えてもっと飛ばさなくてはならなかった。反省。
トップ、ミンナ・カウピの124%、巡航速度120%・・・、チェコのコースがもっとトリッキィなことを願うが、このような単調道走りでは手強いです。
帰国したら、最終調整のインターバルにとりかかりましょう。やっと、捻挫の痛みもなくなったし。。

スプリント決勝B
女子のA決勝を観戦後、夕方17:30よりBファイナル。またしても道走りロングレッグ。今度は走りをがんばってみる。で、、入った公園には古民家風建物や、風車が!!(日光江戸村ならぬ)ラ、ラトビア村!!デンマーク村、ウクライナ村に引き続き、またしても民芸博物館体験でした。その後、スペクテーターコントロールまでは1分前の選手に追いつく感じであったが、再び入った公園内で90度あらぬ方向へ行ってしまい(目測で特徴物を勘違いして行ってしまったのが敗因)、相当ミス。砂浜に出ると思いのほか白砂、パウダーサンドで足をとられる・・。と、後半グダグダで終了。集中力と、基本動作は確実にやる。
女子優勝のアン・マルガレッテ・ハウスケンと男子優勝のエミルは日本の学年にしたら私と同期。若くは無いがまだまだ活躍している。30歳過ぎてなんぼじゃ、だな。

ラトビアへ [OL]

ラトビアへやって来ました。
今回はなかなか長時間の移動でした。
成田からまずKLMでアムステルダムへ。11時間程度のフライトは、もう長いと感じなくなりました。ヨーロッパが近いと感じると世界中どこへも楽々行けるような気がする。あ、でもまだ強敵南米があるな。今回は運良く前が壁のシートを取れたので、足を高く伸ばせ、むくみも出ず素晴らしい。軽食配給のとき、アイスかスープかと選択で、スープといったら、麺がモシモシばあばあのカップラーメンが出てきた。スープ、吸いすぎて麺しかないです・・。そんなこんなで到着。
乗り換え時間が4時間とかあり、ドラフトハイネケンなど飲み時間つぶし。ユーロ高でその他食事は本当に割高感が強いが、ビールはそんなこともない。そう思うと日本め・・、酒税をなんとかしてくれ。
そして、ラトビアの首都リガへ。夏至も近い緯度の高い国だけあり、11時くらいにならんと真っ暗になりません。このあたりにくると体内時計は徹夜あけの早朝みたいなもので、ふらふらです。
荷物のピックアップに何故か30分くらい待ったが、空港でオーガナイザーに拾ってもらい、そこから200キロ西の港町ヴェンツピルスへ。まっすぐまっくらな道をひたすら車で飛ばして、深夜3時に宿到着。お、お疲れ様です。もう東の空が白んでました。あ、夜明けですか・・。
そんなこんなで、これから1週間ほどヨーロッパ選手権兼ワールドカップ参戦です。


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